「十勝管内林業就業者スキルアップ研修」を開催しました。

 令和6年(2024年)3月15日(金)、十勝総合振興局4階AB会議室において、林業就業者が長く働き続けて林業に定着することを目的として”スマート林業”をテーマに「十勝管内林業就業者スキルアップ研修」を開催し、企業・団体17名、道職員10名のたくさんの方に参加をいただきました。

 まずはじめに、地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 森林研究本部 林業試験場 対馬道東支場長から「北欧をモデルにした北海道十勝型機械化林業経営」をテーマに、林野庁補助事業「新しい林業」経営モデル実証事業の成果について講義をいただきました。
 林業のスマート化について、各分野で導入されつつありますが、データの活用などは運送や製材工場を含めて問題解決と技術開発をする必要があるとのことで、あらためて地域連携の必要性に気づかされました。

 続いて、事例報告として、(株)サトウ 産業資材事業部商材課 須藤係長と佐藤主任から「UAVによる森林資源量調査について」、大澤木材(株)森林整備部生産課 野上主任から「Lider搭載による森林の見える化」を発表いただきました。
 ドローンの設備投資にかけた金額は各社異なりますが、森林の調査について、相応の省力化が図られ、危険で疲労が重なる山林での作業がより安全になったとのことで、当研修の開催目的につながる発表をいただきました。

 講師、発表者、参加者の皆様、ご多忙中参加いただき本当にお疲れ様でした。

 今後も様々なテーマで研修を開催してまいりますので、興味・関心ある方は是非参加を検討ください。

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