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最終更新日:2012年12月26日(水)

十勝グリーンツーリズム
中村 貢
士幌町 ヌプカの里

ヌプカの里 総支配人

中村 貢 さん

Nakamura  Tsumugu

昭和26年、岩見沢市に生まれる。
大林道路株式会社の勤務を経て札幌市役所に入社。
24歳の結婚を機に士幌町へ。
現在は会社経営と共にヌプカの里の管理も行っている。

ヌプカの里 外観 ヌプカの里

 「士幌町のためにも、まずヌプカの里にお客さんを呼んで、そこから町の活性化につなげていきたい」。こうした理想のもと、中村さんは土建の会社を経営する傍ら、ヌプカの里に子どもが遊べるトリム遊具の設置や高山植物園、ヌプカの里内にある牧場の整備を進めるなど、積極的にヌプカの里への観光客の誘致に励んでいます。
 中村さんの「町のために、町民のために」という想いは37年前、札幌市役所の建設局土木部に勤めていたときに感じ始めていたものでした。中村さんは高校の土木課を卒業、大手の道路会社に就職し道路整備の知識や技術を身につけました。その後22歳で札幌市役所の試験を受け、道路整備に関する仕事に就きます。しかし、市役所の仕事をしていく中で「住民のための道路になっているのか」、「もっと住民のためになることがしたい」という強い想いを抱くようになりました。
 その後、縁があって奥さんの実家である士幌町の土建会社を継ぐことになったのは31歳の頃でした。土建会社の社長になった中村さんは会社の人材育成に向け、社員に直々に知識や技術を伝えていきます。またそれと同時に、「地元の仕事は責任を持って地元の自分達が請け負うんだ」という気持ちを持ち、会社の経営に尽力してきたそうです。
 そんな中、55歳の平成19年に士幌町がヌプカの里の経営者を募集していることを知りました。「士幌町には人を呼び込むことができる観光地となる場所が多くない。しかし、たくさんの自然や素晴らしい景観が魅力として備わっているこのヌプカの里は、士幌町の人々にとって大切な財産だ」と感じたといいます。中村さんは、それまで培ってきた知識や技術が、ヌプカの里を観光地とするために活かせるのではないかという想いから自ら経営する決意をします。
 その後、中村さんの努力に比例するように、ヌプカの里へ訪れる観光客の数も次第に増えていき、なんと現在では経営を始めた当初の2倍近い売り上げにつなげることができたそうです。
 そんな今でも中村さんは「より多くの人々にこの士幌町の魅力を伝えていきたい」と日々構想を練り忙しく走り続けています。