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ホーム > 産業振興部 > 農務課 >  グリーン人(山岸宏さん)


最終更新日:2012年12月26日(水)

十勝グリーンツーリズム
山岸宏さん
鹿追町 カントリーパパ

レストラン&コテージ カントリーパパ オーナー
北海道グリーンツーリズムネットワーク 会長

山岸 宏 さん

Yamagishi   Hiroshi

鹿追町の畑作農家で生まれ、鹿追町で育つ。
「一人でも多くの人に農業そのものを理解してもらいたい」と1994年に農家レストランカントリーパパを開店。農村景観のあり方や人的な交流に目を向ける。
中学生の頃からの矢沢永吉ファン。
クラシックカーもマニアの域。

カントリーパパ料理 カントリーパパ外観 カントリーパパ内観

 然別湖へと向かう国道274号線沿い。夏であれば柔らかく広がるグリーンの芝生、冬であれば白い雪原にポツリとベンチブランコが出迎えてくれる。そこがカントリーパパです。今のように郊外に飲食店やカフェが出来、ましてやそれ目当てではるばる遠くからドライブにやって来る、そんな時代から遡ること15年と少し前。畑作農家の息子として育った山岸さんは、地元の食材を提供するレストランを作りました。「始めはさ、いちご狩りだったんだよ。誰が来るのかな~って思ってたら、これがけっこう反応良かったんだよな。それで、野菜も売ってくれないのかって話になって…」。店を始めるまでの経緯には、求められることに真摯に応えてきた山岸さんの姿がありました。
 それまで多くにはびこっていた農業のイメージは閉鎖的。キツイ、キタナイ、クサイとマイナスイメージばかりが先攻していました。食材の良さや景色の美しさは、伝えなければ伝わらない。ちょうど観光へと目を向け始めた鹿追町やまわりで同じように考えていた生産者たちとの足並みも揃い、町全体が変わっていったと言います。「農村はヒット商品じゃないんだよ。農業そのものは変わらないし。ただ、消費者と生産者との距離が少しずつでも近付いていけば。そのためには、真面目に続けていかなくちゃならないんだよね」。山岸さんの挑戦は継続中のようです。
 山岸さんの思いは北海道全体へも向けられています。6年前、2004年の立ち上げから携わった北海道グリーンツーリズムネットワーク。美瑛町で開かれた2005年の全国グリーンツーリズムネットワークには全国から1,100人もの人が参加したそうです。その場での山岸さんの役割は次世代へのアドバイス役。「悩んでるやつもいるんだよな。自分は背中を押してやること。失敗しても繰り返してチャレンジすれば、絶対無駄にはならないし。真剣にやってれば応援してくれる人も出てくる」と熱く語ってくれた山岸さん。地元のみんなが、うちの町はいいところだよと伝えてくれることが一番。だからこそ、地元の人たちも一緒に楽しめる店作りが山岸さんのモットーです。「最後はさ、人なんだよな。それが最高のPRだな」。ニコリと微笑む山岸さんの笑顔が印象的でした。