十勝中部地区指導農業士・農業士会の夏期研修会が7月12日に会員16名と普及センター職員10名が参加し、3年ぶりに開催されました。
研修は当会会員2名の農場視察とJA中札内村の枝豆・いんげん加工施設で行いました。
農場視察では、長期にわたる土づくりがもたらす効果についてお話しいただき、特に肥料価格が高騰している現状では経営に与える効果は大きいと実感しているようです。
もう一方の農場視察では、就農当時からほ場ごとの収量などのデータを記録し、目標達成の手段として活用した事例を紹介していただきました。
枝豆・いんげん加工施設では、施設見学に加えJA中札内村代表理事組合長より枝豆およびいんげんが中札内村に導入された歴史や今後の展望についてお話を頂きました。
本研修を通じて、指導農業士および農業士としての資質がさらに高まり、地域農業の中核としての活躍が益々期待されます。
農場視察の様子
加工施設での研修の様子