更別村で哺育育成を担う「さらべつカーフセンター」で新牛舎が完成(本所)
10月8日、更別村更南地区で地域酪農家の子牛を預かる、農事組合法人さらべつカーフセンター(安田豊代表)の新牛舎が完成し、修祓式が執り行われました。
式には、カーフセンター構成メンバーの農業者の出席に加え、来賓として更別村、更別村農協、建築関係者、その他関係者が招かれ、新牛舎の完成を祝うとともに、今後の発展を祈願しました。
代表の安田氏からは、「カーフセンターが後継牛の育成と個別農家の労働軽減を担い、村内酪農の生産性維持と拡大に貢献していきたい」と決意が述べられ、来賓の西山猛村長、JAさらべつ若園則明組合長からは「この預託システムが稼働し、3年足らずで既存の牛舎が一杯になった。この新牛舎が早くフルに稼働し、地域の生産性向上につなげて欲しい」、「地域の生産基盤の維持拡大に期待している」とのお言葉がありました。
村内の14戸が利用するカーフセンターが機能を発揮し、地域の安定した生乳生産に繋がることを祈念します。十勝農業改良普及センターも地域農業発展の一助となるよう、飼養管理や運営面でのアドバイスを継続していきます。
育成牛導入に先立ち、関係者らが安全を祈願した
既存牛舎620床に加え、240床のフリーストール牛舎を増設