TMRセンター構成員農場の巡回を行いました（十勝東北部支所）

　
　本別町では昨年9月から町内初となるTMRセンターが稼働しています。稼働から1年以上経って、構成員7戸(うち3法人)の成績は順調に伸びています。

　当地域ではセンター稼働前からJA本別町・ホクレン・本別町役場・十勝農協連・普及センターで本別町TMRセンターサポートチームが組織されており、稼働後も更なる成績向上を目指して定期的に構成員農場を巡回しています。

　11月13日には、センターの稼働に合わせて搾乳ロボット牛舎を新築した山下牧場と(株)Grow Farmの巡回を行いました。

　山下牧場は、牛舎の新築にあたって換気を重視しており、寒さが本格的に厳しくなってくるこの季節でも、牛舎側面に目一杯とられた開口部のカーテンを全開にして牛舎内に常に新鮮な空気が流れるよう工夫していました。

　(株)Grow Farmは野生鳥獣が牛舎内に病原体を持ち込まないよう牛舎に隙間なくネットを張っていました。

　参加者からは、「山下牧場は臭いもなく牛舎のどこを歩いていても風を感じる」「Grow Farmの防疫対策を見習わなくては」などと様々な感想が聞かれました。

　センター構成員農場の更なる発展のため、普及センターはサポートチームの一員として今後も技術面から支援を続けていきます。

                 写真1 山下牧場牛舎側面の開口部                            写真2 換気の重要性を体感する参加者

                         写真3 (株)Grow Farm の外観　　　　　　　　　　　　写真4 隙間なく張られた防鳥ネット






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