小麦の青空教室を開催しました(十勝東北部支所)
平成31年4月10~12日に本別町内6地区、麦類種子生産部会2地区の計8ヶ所でJA本別町主催による小麦の青空教室が開催されました。31年産の秋まき小麦は、過去に例を見ない程の旺盛な生育となっていることから、小麦生産者の関心は高く、44名が出席されました。
講習会では、普及センターやJA本別町営農指導課の担当者が講師となって、土壌凍結、小麦の生育状況、追肥対応などについて説明を行った後に、小麦株を掘り取って皆で協力して茎数を数えました。茎数が基準値以上を示すほ場が大半であり、そうしたほ場では「起生期追肥を控えて、幼穂形成期重点型」を推奨しました。このような過繁茂を防ぎ、受光態勢の良い小麦づくりの手法について、生産者の皆さんは一様に理解されている様子でした。今年も良い出来秋を迎えられるよう期待が膨らみます。
種子生産部会員皆で茎数を確認 活込・拓農地区の青空教室の様子