「地域の話題」本別町営農指導対策協議会による作況調査が行われました

本別町営農指導対策協議会による作況調査が行われました (十勝東北部支所)


 平成30年9月11日に本別町営農指導対策協議会の第2回作況調査が行われました。この調査は標高を低台、中台、高台の三段階に分けた上で畑作物の収量性、生育の遅速、病害虫の発生状況などを農協、役場、普及センターが協力して調査するものです。
 豆類では莢数、1莢粒数を調査しますが、本年は天候不順によって7月以降の作柄が思わしくない状況であったことから、慎重に調査地点の選定を行いました。ばれいしょは、1株当たりの個数、1個重、てんさいは根周、根重などを調査しました。併せて、各作物の病害虫についても本年の発生状況を観察しました。
 最後に集計を行い、数値を見ながら全員で作柄の良否を協議しましたが、全般的に生育は遅れる傾向であり、収量性も平年を下回る作物がみられました。
 例年、この調査では関係機関の新人職員も参加し、現場研修も兼ねて実施されています。普及センター職員の助言のもと、彼らも率先して莢数やいも数などを数えていました。日頃、作物を詳しく見る機会のない職員にとって畑作物の収量性、生育の遅速、病害虫の発生状況など、現場を見る良い機会になりました。
 
 

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 小豆の莢数を慎重に数える役場の新人職員




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