「地域の話題」美里別西中農事組合が網走方面を視察(十勝東北部支所)

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美里別西中農事組合が網走方面を視察

(十勝農業改良普及センター十勝東北部支所)

 

 

 

本別町の重点対象地区である美里別西中農事組合では、7月5~6日に網走方面へ先進地視察研修に行きました。

    
 1カ所目は小清水町の(有)安田農産に行きました。安田農産は畑作に一部野菜を取り入れた輪作と土作りに力を入れている農家で、秋まき小麦製品収量は町平均よりも高く、また製品歩留まりが高いのが特徴です。西中地区と同様に可変施肥にも取り組んでいます。西中地区の農業者の関心も高く、大雨の中でも活発に情報交換が行われました(写真1)。   

 

 2カ所目は平成24年から稼働しているTMRセンター(株)こしみずエコフィードサービスに行きました。地域のでん粉工場からでる副産物の利用や耕種農家への飼料用とうもろこしの栽培委託などの耕畜連携を行っていました。センターを運営する上で常に効率化を意識しており、設備や機械にも独自の工夫が見られました。今年から稼働する本別町のTMRセンターでも大いに参考になる視察となりました(写真2)。

 

 3カ所目はJA清里町のICT農業への取り組みと、車への施工はもちろんのこと、トラクターや農作業機への施工も可能である、話題の光触媒コーティング「クレバーシールド」の説明を聞きました。(写真3)

清里町では平成30年4月現在、自動操舵が69台導入済みで、今年も増加する見込みとのことです。  本別町でも十数台が導入されていますが、その規模の大きさに西中地区の農業者からは、使用に際しての具体的な質問があがっていました。   

クレバーシールドは施工することにより汚れが落ちやすくなると聞き、「うちのトラクターにも使ってみたい。」という声が西中地区の農業者からもありました。(写真4)

 

今回の研修内容を活かし、西中地区でも畑作・酪農・農業機械でさらなる発展を目指していきます。

 

 

 
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写真1 安田代表と小麦の栽培技術について
活発に情報交換する農業者

写真2 清水代表よりTMRセンター
運営の説明を受ける様子

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 写真3  JA清里町のICT農業の取り組みと
  「クレバーシールド」の説明を受ける様子

  写真4  「クレバーシールド」のデモ車を
見学

 

 

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