ヤングファーマーズ講座視察研修を開催しました（十勝東部支所）
8月23日（金）に、ヤングファーマーズ講座の3回目として視察研修を開催し、受講生11名と関係機関を含む18名が参加しました。
午前は、本別町西仙美里の農業大学校を訪れ、農大で受講可能な研修や取得可能な資格についての説明を受けました。新規参入を目指している受講生や就農したての受講生は、興味がある研修の説明を熱心に聞き、「研修内容を紹介する動画が良かった。実際にどういうことをするのかイメージできた」と好評でした。
その後、農大の機械格納庫と機械研修センターで、ICT機器を導入したトラクタを見学しました。農業機械研修では基本操作や点検整備のほか、農作業安全について力を入れており「農大で農作業安全についての講習をしているのは知らなかった」、「機械事故には気をつけたい」との感想が寄せられました。
午後は浦幌町の伊場農場へ移動し、六次産業化の取組みなどについてお話を伺いました。
伊場氏は、今年度第1回目のヤングファーマーズ講座のグループトークでアドバイスをいただいた若手農業士です。就農後、経営改善のため新規作物の導入や有機栽培、ネットと直売所での販売に精力的に取り組んできました。試行錯誤して取り組んできた土づくりに対する思いなどを語るとともに、「経営管理も農作業と同じ仕事の一部」として若い受講生たちに「クミカン報告書見てる？」と問いかけていました。
「自分でやってみて結果を分析する。その繰り返しが大事なんだと思った」、「もっと色々な話を聞きたいと思った」と、参加した受講生の胸に響いたものがあったようです。
ヤングファーマーズ講座では今後、秋に向けて耕種部門と畜産部門に分かれて行うプチ講座などを開催予定です。
興味のある方は十勝農業改良普及センター十勝東部支所（015－572－3128）までお問い合わせ下さい。
農大の機械格納庫でトラクタに試乗する受講生 浦幌町の農業士・伊場さんから経営のお話を聞きました
