「地域の話題」重点地区池田町大森で「経営シミュレーション研修会」を開催

 

重点地区池田町大森「経営シミュレーション&ライフプラン設計研修会開催

(十勝東部支所)


   東部支所地域第一係の重点地区池田町大森では、平成28年度より「若手農業者の経営管理技術の習得」を活動目標の一つに掲げ、エクセルを利用した経営シミュレーションの支援を行っています。今回は最初に「ライフプラン設計」について佐々木専普がスライドを用いて説明し、今後概ね10年以内に起こるライフイベントをイメージしながら各自生活に必要な経費を算出してもらいました。また、‘その必要額を産出するにはどのように農業経営を展開してゆくか?’を考える一助として、耕種経営シミュレーションソフトの導入説明を行いました。
  昨年は2戸で実際に活用してもらったソフトですが、今年はさらに2戸が「取り組んでみたい」と手を挙げたほか、昨年活用の1戸も大きなライフイベントが予想されている中で、「近未来の生活設計を具体的に描いてみる」とのことでした。
 重点地区青年グループの親睦と技術研鑽を行う場である39aの「研修ほ場」では、ここ数年加工用かぼちゃの作付が続きましたが、本ソフトでシミュレートを行いながら「もっと高収益な作物を作れないか?」と新規作物試作への意気込みも聞かれました。候補の作物については近隣地区で既に栽培されている方の事例を収集しながら、次年度に向けて冬季に改めて話し合う予定です。これらの取り組みがさらに若手の経営感覚の醸成に役立つことを期待しています。

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                        「ライフプラン設計佐々木専普より説明            規模拡大や作物構成変更時の収支を検討する材料に   

   

 

   




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