「地域の話題」アニマルウェルフェア認証牧場の視察~豊頃町べこ塾(十勝東部支所)

 アニマルウェルフェア認証牧場の視察~豊頃町べこ塾(十勝東部支所)


 豊頃町の酪農家でつくる「べこ塾」は、秋から冬の期間を中心に学習会を開催しています。「べこ塾」では自分たちが学びたいことを研修テーマとしており、平成30年度1回目は10月25日に大樹町を訪れ、「アニマルウェルフェア認証牧場の取り組み」を研修しました。
 大樹町の坂根牧場は、自家製チーズの販売にあたり、「付加価値」と「お客さんとのコミュニケーション」向上のためにアニマルウェルフェア認証を目指したということです。認証取得は家族と従業員の協力が不可欠であり、牧場で働く全員が同じ目標にむかうことの重要性に気づいたそうです。今回、認証取得に関する取り組みとともに「みんなが仕事をしやすいように」と実施している様々な改善事例についてもお話をうかがうことができました。
 アニマルウェルフェアの取り組みは牛のためだけでなく、牧場で働く人のやる気や作業効率にもつながっていることを知り、参加者からは「アニマルウェルフェアに対する印象が変わった」との感想が寄せられました。
 「べこ塾」はこの視察研修後も2回の学習会を開催しています。平成31年1月には、パーラーの床洗浄について学習会を開催する予定です。
 

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  坂根氏より説明を受ける「べこ塾」の会員        牛と人の軽減負担のため保定器具を導入



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