「農作物生育調査」が北海道指導農業士のほ場で実施されました(十勝西部支所)
令和元年7月22日(月)、十勝西部地域の新得町及び清水町の北海道指導農業士2名のほ場にて、関係機関が一堂に会し「農作物生育状況現地調査」が行われました。
当日は、両町の町長や農協、十勝総合振興局の職員等が、ほ場で作物の生育状況を確認し栽培農家と懇談を行いました。
平和夫氏(新得町)のほ場では、収穫間際の秋まき小麦、小豆、てんさい、ブロッコリー、にんじん、かぼちゃとばれいしょの生育を見せて頂き、「全般的に生育は順調で今後は適切な防除が必要」との話が聞かれました。
大谷昭宣氏(清水町)のほ場では、牧草とサイレージ用とうもろこしの生育を見せて頂き「1番牧草の収量は若干少なかったが品質は良好」な状況が聞かれました。懇談では家畜ふん尿の有効活用やバイオガスプラント設立稼働の取り組みも話題となり、バイオガスプラント消化液を介した耕畜連携による農業振興について話題となりました。
どの作物とも冬からの降雪や降水量不足、その後の高温等による生育への影響が心配されていましたが、順調であり収穫に向けての管理作業が必要になります。
今後も豊穣の秋が迎えられるように普及センターも支援を継続していきます。
かぼちゃの生育状況を確認(右側 平氏) サイレージ用とうもろこしの生育状況を確認(左側 大谷氏)
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