復旧農地支援ほ場の土壌断面調査を行いました(十勝西部支所)
清水町では平成28年8月の4つの台風により、町内の川が氾濫し、農地や作物が大きな被害を受けました。十勝総合振興局では大規模な客土を行って復旧農地としたほ場を対象に支援プロジェクトを展開しており、十勝農業改良普及センター十勝西部支所は3ほ場で追跡調査を行っています。
8月5日は土壌肥料の専門家、調査を一緒に行っている十勝総合振興局調整課ならびに南部耕地出張所の職員とともに、被災箇所と被災を免れた箇所のそれぞれで、深さ1m程度までの秋まき小麦の根張りの状態や土層の違いなどを観察・記録しました。
調査に立ち会っていただいた農業者からは「復旧直後の状態からの変化を確認できて参考になった」、「被災箇所は可能な限り緑肥を作付けして土づくりを続けたい」といった声が寄せられました。
普及センターは、今回の土壌断面調査の結果なども踏まえ、引き続き、復旧農地の土づくりを支援していきます。
調査の様子 被災箇所の土壌断面
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