十勝有機ネットワークが視察研修を行いました（広域）

　十勝有機ネットワーク（生産者をはじめ、様々な分野の人で組織され、地域の有機農業をけん引している組織。会長斎藤正志氏）では、7月6～7日にネットワーク会員6名と振興局・普及センター2名で新篠津村と上富良野町へ視察研修に行きました。
　1カ所目、(有)大塚ファームでは、農産物の生産・加工・販売や農業体験学習の受入、農福連携など、多岐にわたる事業内容を聞き、参加者は刺激を受けていました。その後ミニトマトのハウスや大根、さつまいも、葉菜類のほ場を見ながら栽培管理や資材について教えて頂きました。
　2カ所目、新篠津つちから農場(株)では、有機栽培たまねぎほ場や選別施設、機械倉庫などを見せて頂きました。除草が徹底されたたまねぎほ場を見ながら、参加者は熱心に質問をしていました。「除草はカルチと手取を行い、雑草密度低減を図っている。」「堆肥は近隣農家の物を使用し、土壌環境を整えるため、土中の微生物を増やすためのエサ、として使用している」と教えて頂きました。
　3カ所目、トカプチ(株)カミフラノイ農場では、大豆や小麦、醸造用ぶどうの畑を視察しました。間作麦や大豆の培土カルチによる雑草対策、普段見ることの少ないぶどう畑に参加者は関心を持っていました。
　今回の視察研修で得た貴重な情報を参考としながら営農に役立てたいとの声が聞かれました。
　振興局・普及センターも引き続き十勝有機ネットワークの活動を支援していきます。
 

　　　　
　　　　　　　(有)大塚ファーム　　　　　　　　　　新篠津つちから農場(株)　　　　　　トカプチ(株)カミフラノイ農場 　　


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