1月27日に十勝中部地区北海道指導農業士・農業士会主催の冬期研修会が開催されました。   

   研修会では、十勝が舞台となったNHK連続テレビ小説「なつぞら」の酪農及び農業指導を行った広瀬文彦指導農業士(帯広市)と吉田昭一農業士（更別村）から撮影のエピソードを聞きました。

   酪農指導の広瀬指導農業士からは、役者がケガをしないよう、練習はもちろん、撮影中でも離れずにカメラに写らないよう見守っていたことや酪農の場面全般で大きな違和感がないように助言するなど責任ある立場であったことが話されました。また、ばれいしょ収穫の指導を担った吉田農業士は、エキストラとしても出演し、撮影現場の裏話に参加者は興味深く聞き入り、質問も多く出されました。

   お二人とも「役者が仕事に取り組む真摯な姿勢や撮影に携わる全ての人が一つのチームとして役割を果たしていると感じ、我々が組織や仕事に向き合うときに学ぶときがある」と話されていました。

   その後の総会では、研修会などに出席できなかった会員との情報共有について意見が出されました。

   普及センターでは引き続き指導農業士・農業士会とともに地域農業の振興に向け活動を支援していきます。