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十勝の分類: 産業・経済 > 商工業・企業立地・エネルギー

最終更新日:2016年8月29日(月)


十勝管内女性登用実態調査フィードバックセミナー開催結果


十勝管内女性登用実態調査フィードバックセミナー開催結果について


    十勝総合振興局とかち「食・観・連」推進室では、女性が地域で活躍可能な社会の創造に向け、女性のキャリアアップや起業支援などについて取り組む「輝らっ!とかち女性活力創造事業」を平成27年度から実施しております。

  平成27年12月に十勝管内の企業に対して実施した、女性管理職の登用状況やポジティブアクションの取組状況に関する調査の結果を受けて、女性がより働きやすく、頑張っていける職場づくりについて考えるフォーラムを次のとおり開催しました。

 (1) 日 時  平成28年3月23日(水) 19:00~21:00
 (2) 場 所  とかちプラザ 2階視聴覚室 (帯広市西4条南13丁目1)
 (3) 内 容

 ◆講演「資生堂における女性活躍推進の取組について」

資生堂ジャパン株式会社 人事部人事企画室企画労政グループ                  グループマネージャー 和田 俊一郎 氏

フィードバックセミナー講演

【講演要旨】

  • 国内の社員の8割が女性であり、女性社員の能力や意欲を引き出すことは、経営上の課題である。
  • かつては、育児と仕事の両立のための人事制度はあっても利用が進まない状況が続いていたため、時短勤務利用の際の代替要員を採用するなど、制度を利用しやすい環境をつくり、育児による退職者数の減少を実現した。
  • しかしながら、育児を理由に平日の夕方や土曜・日曜に勤務しないことが当たり前になり、職場のチームワークに支障が生じるようになったことから、育児をしながら会社にも貢献し、自分のキャリアのことも考えるようにするため、上司が育児期の社員とコミュニケーションを図り、育児後のキャリアプランを考えるよう促した。
  • これからは、働き方の意識や価値観がそれぞれ異なる中で、キャリアプランとライフプランの整合を男女を問わず各個人ごとに考えていく必要がある。

※詳細については、十勝総合振興局とかち「食・観・連」推進室までお問い合わせください。                        

 ◆報告「十勝管内女性登用実態調査の結果について

十勝総合振興局 地域政策部 主幹 永田 英美

フィードバックセミナー報告

【報告要旨】

  • 十勝管内は、道内でも女性管理職比率が高い。
  • その一方で、「ポジティブアクション(女性従業員の活躍促進のための取組)を行っていない(今後も予定がない)」と答えた会社が多い。
  • 育児休業制度・介護休業制度は、「就業規則に定められてはいるが利用されていない」と答えた会社が多い。
  • ポジティブアクションに取り組まない理由としては、「女性の勤続年数が平均的に短いから」などの答えがあった。
  • ポジティブアクションに取り組む理由としては、「女性の能力が発揮されることにより経営の効率化が図られるから」「男女ともに職業能力によって評価されるという意識が高まるから」などの答えがあった。

※詳細(説明資料)は、こちらをご覧ください。

 ◆トークセッション「十勝版人材育成と女性のキャリア形成」

十勝キャリアデザインネットワーク 事務局長                               株式会社グロッシー 代表取締役 北村 貴 氏

資生堂ジャパン株式会社 人事部人事企画室企画労政グループ                  グループマネージャー 和田 俊一郎 氏

イオン北海道株式会社 管理本部人事教育部                              人事企画マネージャー 高草木 陽子 氏

フィードバックセミナートークセッション

【発言要旨】

  • 北村氏 : 十勝地域の女性のキャリアアップの実態は、男女雇用機会均等法が制定された頃からあまり変わっていない印象。今後、資生堂やイオンに追いついていく上で、どのようなステップを踏んでいけばよいか。
  • 高草木氏 : 人の採用が難しくなる中、社内にいる人材を有効に活用していく必要があるが、恐らく「女性登用の本気度」の壁にぶつかると思う。女性よりも男性の方が登用しやすい、女性登用を進めると男性のやる気がなくなるなど、自身も難しい壁にぶつかっている。
  • 和田氏 : トップダウンしかないと思う。総論賛成、各論反対はあるが、男女に関係なく、本当に能力のある人を適切に処遇しないと優秀な人材が流出してしまう。
  • 北村氏 : トップダウンという意味では、イオンは、数値目標を示すなどコミットメントを明確にされている。
  • 高草木氏 : イオングループ全体としては、2014年にダイバーシティ推進室を設け、海外も含めて女性管理職比率を50%にすると公言している。イオン北海道では、パートを除いた女性社員が30%しかいないので、女性の役職者(係長以上)比率を2020年までに30%にするという数値目標を出している。
  • 北村氏 : イオンが2014年にダイバーシティ計画を立てたときの女性社員へのセミナーの内容が、経営者としての視点を養い、最終的には自分の言葉にさせて、実行していくというスタイルで、非常に参考になる。また、先ほどの和田さんの講演の中で「上司の余計な配慮」という言葉があったが、補足的に説明していただけないか。
  • 和田氏 : 総合職であっても女性だからこういうキャリアにすべきというように、勝手に上司が決めてしまっているところがあるのではないか。その人がどこで一番活躍できるのかを男性も女性も関係なく個別に考えないと、本当の活躍支援にはならないと思う。若いうちから成長できる仕事をさせていると、例えば育児休業から戻ったときも、少し上の仕事をやろうというふうになる。
  • 北村氏 : 「ワンステージ上を目指した仕事をする」というところが重要なキーワードであると思う。最後に一言ずつコメントをいただきたい。
  • 和田氏 : 会社の目指す方向、本人のキャリアビジョン、OJTを三位一体で回すから、本人も成長実感があり、もっと大きな仕事をしたいというふうになる。それを実現するために、マネージャーは非常に大事であるし、本人とのコミュニケーションも大事であるということを改めて整理できたと思う。
  • 高草木氏 : この話題に興味を持たれているのは女性が多いが、もっと男性にも興味を持ってもらいたいし、粘り強く諦めないでやっていきたいと思う。
  • 北村氏 : 本日は、ありがとうございました。

※詳細は、こちらをご覧ください。

○お問い合わせ
 〒080-8588
 帯広市東3条南3丁目
 北海道十勝総合振興局産業振興部とかち「食・観・連」推進室
 電話:0155-27-8632
 FAX:0155-25-7756