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最終更新日:2006年12月07日(木)


過去の大雨と災害の記録


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■ 過去の大雨と災害の記録
 一般的に土砂災害は、降雨や融雪で地中の水分が増して地盤が緩み、さらに長雨や強雨が続いたときに発生します。十勝地方では、台風や低気圧が通過する8月、9月に大雨が降る傾向にあり、災害の発生に特に注意する必要があります。

■近年の十勝管内の主な土砂災害
発生年月日
気象概況
十勝での最大雨量(期間中)・箇所
1
 H15.8.7~10 オホーツク海での低気圧から伸びる前線と台風10号の影響で大雨
   
 215mm/4日(柏倉)
2
 H14.7.10~11 台風6号の影響で活発化した前線と台風による大雨
   
 200mm/2日(広尾)
3
 H12.4.21~23 発達中の低気圧を含む深い気圧の谷の影響で各地で大雨
   
 160mm/3日(広尾)
4
 S56.8.4~6 寒冷前線と台風12号の影響により、全域で記録的豪雨
   
 351mm/3日(西ヌプカウシ)
■土砂災害時の状況

№1 平成15年8月7日~10日 (台風10号)

8月3日にフィリピン東海上で発生した台風10号が、発達しながら北西に進み7日沖縄を通過。勢力を強めながら北北西に向きを変え四国、関西地方に相次いで上陸し勢力を弱めて北陸、東北地方を通過後、10日に襟裳岬付近から北海道に再上陸した。この台風とこの台風により活発化したオホーツク海上の停滞前線による影響で北海道の一部が大雨となった。
 十勝管内においても7日~10日にかけて大雨となり、特に柏倉では3日間の総雨量が200mmを越える豪雨となった。日雨量(0~24時)では9日上札内の163mmが最大となった。
 管内各地で土砂の流出による被害が発生し、国道,道道の通行止めが相次いだ。
天気図
  

【土砂災害被害状況写真】
状況写真1 状況写真2
池田町常盤ペンケ川支流(平成15年8月9日)
雨量データ

№2 平成14年7月8日~12日 (台風6号と梅雨前線)

非常に強い大型の台風6号の影響で、本州方面に停滞していた梅雨前線の活動が活発となり、台風と前線の北上とともに発達した雨雲が北海道付近に流れ込んだ。千葉県に上陸し三陸沖を通過した台風は、11日夜に北海道東部から再上陸し、東部の広い範囲に大雨を降らせた。
 十勝では10日から雨が降り始め、夕方以降は台風本体の雨雲も加わり強い雨が長時間にわたって続いた。台風はやや速度を落としながら11日21時前に釧路付近に再上陸、道東方面を縦断し、12日0時には網走の北西のオホーツク海で温帯低気圧に変わった。
 十勝管内では、総雨量が100mmを越えた幕別町や本別町で、土砂崩れや道路の路肩の崩落などにより通行止めとなる区間が発生した。
天気図2
  

雨量データ2

№3 平成12年4月21日~23日 (発達した低気圧)

発達した低気圧が積丹沖と北海道の太平洋側を通過。このため、22日は全道各地で雨となり、特に南西部や道東の太平洋側では一時間に10~20mmの強い雨が降り続いた。
 総雨量は、広尾で159mmを観測。大樹町でも127mmに達した。
 大樹町中心部の国道7ヶ所が冠水した他、十勝管内各地の国道及び道道において冠水や土砂崩れの被害が発生した。
天気図3
  

雨量データ3

№4 昭和56年8月3日~6日 (停滞した前線と台風12号)

3日、サハリン南部を通過した低気圧から延びた寒冷前線が北海道北部を南下、中央部に停滞した上、高温多湿な南風が流入したため、全道で長雨が続いた。さらに関東の南東海上を北上してきた台風12号の雨雲と合流したため、各地で強い雨となった。
 十勝管内では停滞前線の影響はあまり見られなかったが、台風12号により広がった雨雲ため、西ヌプカウシや上札内では1時間雨量が30mmを超え、4~6日の総雨量も300mmを上回った。
 北海道各地で災害が相次ぎ、土砂災害により通行止めとなった国道・道道は180路線を超えた。
天気図4
 

【土砂災害被害状況写真】
状況写真3 状況写真4
然別峡 菅野温泉(昭和56年8月5日) 出典:鹿追町災害記録
雨量データ4