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最終更新日:2012年6月27日(水)


巨樹・巨木


巨樹・巨木

 

浦幌町の巨樹・巨木を訪ねて



カツラ(留真散策路)

  浦幌町字留真(るしん)・留真温泉裏の「留真散策の森」にあり、北海道の巨樹・名木に指定されています。
樹齢は300~400年程と思われ、胸高部=1m30cm、幹周り=8m50cm、樹高=24mとなっています。
  平成12年10月7日、「全国巨樹・巨木の会」及び「画家・巨樹の会」主催の平岡忠夫氏及び大野耕一氏一行が、十勝管内の巨樹・巨木を求めて来町された際にもご案内しています。
  当森林室管理区内の留真・炭山(たんざん)地区にはカツラが多く、林道の両側などに散在する朽ち果てた巨大な株は、かつて原始の森にそびえていた巨大な姿を私たちに想像させます。

カツラ:カツラ科 Cercidiphyllum japonicum Sieb.et Zucc.
      近縁種が中国の一部に自生するのみで、日本を代表する名木。
      英名も katsura tree.
      北海道では最大となる巨木のひとつだが、葉は小さなハート形で可愛らしい。
      紅葉時、山に広がる甘い香りはたとえようもない。
      カツラの名は、「香出(かつ)」の転訛と言われている。


ハルニレ(常室)

  浦幌町字常室(とこむろ)49-1の河川敷地に仲良く二本寄り添うハルニレで、これも北海道指定の巨樹・名木です。
樹齢は共に300年以上と思われ、幹周り=5m10cmと4m8cm、樹高=23mと19m となっています。
  明治30年(1897年)頃に開拓の鍬が入れられた当時は、辺り一面広葉樹の巨木に覆われていましたが、その後除々に伐採され、今ではこのニレ二本だけが残されています。
脇には、明治31年に神社、昭和10年には馬頭観世音堂が建立されており、地域のシンボルとして崇められてきました。
  以前、フクロウのつがいが住みつき子育てを始めたことから「ゴロスケニレ」の愛称があります。

ハルニレ:ニレ科 Ulmus davidiana var.japonica
         世界三大街路樹の一つ。英名はエルム。
         カツラと同様、壮大な樹形の巨樹も多い。
         北欧神話やアイヌ神話では女神として親しまれてきた。
         アイヌが着物(アツシ)を作るオヒョウは近縁種。
         肥沃な土地を好むため、開拓の進展とともに平野部の巨樹はほとんど伐られた。


カラマツ(石井山林)
 

"森林というのは未来からの借り物だ。良い木ほど伐りたいのを
我慢して残す。23世紀の森をつくるのが私らの役目だよ。"
(石井賀孝)

  浦幌町字富川にある石井山林のカラマツで、先代の篤林家、故石井才助氏にちなみ「先代カラマツ」とも呼ばれています。樹齢は80年以上。
  氏が提唱した高密路網を基盤とした長伐期良質大径材生産施業は後継者にも受け継がれ、多くの賞により、全国に知られています。
  平成7年度には大径カラマツ材高級用途需要開発のため、樹齢72年生の供試木(直径70cm以上)の伐採が行われ、多くの貴重なデータが得られました。

カラマツ:マツ科 Larix leptolepis Gordon
        原産地は本州中部であるが、成長が早く、明治30年代から本道でもよく造林され
        るようになった。
        エゾヤチによる食害や材のねじれなどの問題も多いが、品種改良や乾燥技術の
        進歩により徐々に克服されてきた。
        十勝、上川、網走が、カラマツの三大産地で、需要拡大に向けた様々な取り組み
        が行われている。

 


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