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最終更新日:2018年2月23日(金)

平成29年度の主な事業概要

 帯広建設管理部では、これまでも過去の地震・火山災害や局地的豪雨・土砂災害などを教訓として、地域住民の生命や財産を守るため、安全・安心が実感できる「災害に強い地域づくり」に向け、さまざまな取組を進めてきております。とりわけ平成28年8月の台風等による大雨により、堤防の決壊、河川の溢水・越水、橋台洗掘、道路決壊、土砂流出等が相次ぎ、極めて甚大な被害が発生していることから、当建設管理部では、地域の皆様が安心した生活を再開できるよう、迅速な復旧に向けて全力で取り組むとともに、緊急輸送路の整備や治水対策、土砂災害対策の実施により、十勝地域の強靱化の実現を目指します。
 また、当建設管理部は、道道が約 1,700km、河川は約 2,300kmと全道一の膨大な施設を管理しており、今後、これまで整備してきた橋梁や樋門などの土木施設の老朽化が急速に進むことから、既存施設の機能を最大限に発揮させるための適切な維持管理や計画的な修繕などによるインフラ長寿命化を推進します。
 さらに、十勝及び道東地域全体の高速ネットワーク化、物流の効率化、緊急搬送の強化などに資する北海道横断自動車道、帯広・広尾自動車道の整備促進が図られており、当建設管理部としても、さらなる「十勝地域の成長力・競争力強化」に向けて、高規格幹線道路へのアクセス向上のための道路整備など幹線交通ネットワークの整備を推し進めるほか、良好な河川環境の保全を図るなど、十勝の主要な産業である農業や観光を支える道路や河川等の整備を促進します。

道路事業

 帯広圏の圏域環状を担う道路整備として、主要道道幕別帯広芽室線(幕別町)では、平成27年度より札内清柳大橋以東の工区に事業着手しており、用地補償を先行し平成30年度より本工事に着手する予定です。また、川西芽室音更線(帯広市)では、十勝川に架かる老朽化が進行している中島橋の架替工事を平成26年度に着手しており、平成29年度は橋梁上部工の着手を予定しています。
 その他の道路事業では、豊頃糠内芽室線(幕別町)で、老朽化が進む栄橋の架替工事に平成27年度に事業着手しており、平成29年度は橋梁上部架設工を予定しています。
 また、音調津陣屋線(広尾町)及び大津旅来線(豊頃町)では、沿岸部における地震時の避難に配慮した道路整備を進めており、音調津陣屋線の陣屋大橋については、平成25年度に事業着手し、平成29年度は橋梁上部製作工及び架設床版工を予定しています。
 さらに、管内全域において、老朽化した橋梁(リンクあり)や舗装の長寿命化に関する取り組みを行います。

川西芽室音更線(中島橋)(帯広市)


街路事業

 帯広市内の幹線道路で唯一の未整備区間である3・3・10共栄通(帯広市)の1.5km区間について、平成27年度に事業着手し、平成29年度は橋梁下部工を予定しております。
 共栄通の整備により平成30年移転予定の帯広厚生病院と道東道音更帯広ICのアクセスが強化されるとともに、共栄通周辺の幹線道路の渋滞緩和などを図ります。

3・3・10共栄通(帯広市)


下水道事業

 十勝川流域の水質保全と生活環境の改善を図るため、昭和52年から十勝川流域下水道事業を実施しており、平成29年度は、MICS(汚水処理施設共同整備事業)を引き続き進めるとともに、浄化センターの機械・電気設備等の老朽更新や長寿命化のための工事を行い、施設の機能確保を図ります。

十勝川浄化センター(帯広市)


公園事業

 十勝エコロジーパークは、平成18年度に全面供用を開始しました。園内には、ビジターセンターのほか、キャンプ場やコテージ、ふわふわドームなどの屋外遊具など、各種施設が整備されています。また、多種多様な生物が生息する大池をはじめ、十勝川河川敷の自然散策路など、多様な自然を体感できる環境となっています。
 平成29年度は、平成28年8月の大雨により被災したトイレの復旧をはじめ、園路やベンチなどの各種公園施設の計画的な老朽更新を行い、来園者に安全で安心な公園施設として利用していただけるよう、事業を推進します。

十勝エコロジーパーク


河川事業

 平成15年、28年の台風に伴う大雨で大きな被害を受けた利別川では、足寄町~陸別町間約42kmについて、引き続き、掘削工、築堤工、護岸工などの治水対策を促進します。
 特に平成28年8月の出水で大きな被害を受けた利別川(足寄町)と足寄川(足寄町)の合流付近を含む市街地部分の伐木、掘削については早期に着手します。
 平成28年度より着手した足寄町市街地と北部に位置する下愛冠地区をつなぐ、足寄橋(国道橋)の架設工事については、下部工及び旧橋撤去(下部)を行い平成31年度の完成を目指します。
 平成14年、28年に被害を受けた猿別川では、地域の安全で安心した生活を確保するため、引き続き、 支川の茂発谷川(幕別町)及び糠内川(幕別町)について掘削工、護岸工などの整備を促進するとともに、サッチャルベツ川(更別村)についても誉橋(村道橋)の架換工事を進めます。
 帯広市街地の治水安全度向上のため、ウツベツ川及び伏古別川について掘削工、護岸工などの整備を促進するとともに、帯広川中流部及び柏林台川について、工事着手に向け調査設計を進めます。

伏古別川(帯広市)


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砂防・急傾斜事業

 ペンケオタソイ川(新得町)では既設の砂防えん堤の嵩上げ工事を引き続き行います。
 居辺川(上士幌町)では床固工の整備に着手します。
 厚内川(浦幌町)では山腹崩壊による土砂流出対策として山腹工工事を行います。
 平成28年8月の大雨により被害が発生した清水町の芽室川、ペケレベツ川、造林沢川では、土砂災害防止のため、新規に事業着手し、平成29年度は調査設計を行います。
 雌阿寒岳火山噴火警戒避難対策事業により、火山噴火に備えた監視システムの改良を進めます。
 また、音更宝来本通6丁目1では平成28年度より急傾斜地崩壊対策事業に着手しており、平成29年度は調査設計を行います。

厚内川(浦幌町)


漁港・海岸事業

 厚内漁港(浦幌町)では、防波堤補修及び航路の浚渫を行い、施設の機能保全を図り、既存施設の長寿命化対策を進めます。
 旭浜(大樹)漁港(大樹町)では、港内における静穏度を確保するため、防波堤の整備を進め、大樹漁港(大樹町)では、道路補修及び航路の浚渫を行い、施設の機能保全を図り、既存施設の長寿命化対策を進めます。
 音調津漁港(広尾町)では、港内における静穏度を確保するため、防波堤の整備を進め、さらに、泊地の浚渫を行い、施設の機能保全を図ります。
 また、大津海岸(豊頃町)では津波対策として、平成28年度より高潮対策事業を実施しており、平成29年度より護岸工事に着手します。

大樹漁港(大樹町)


 災害復旧事業

 平成28年8月の台風等による大雨により被災した箇所のうち、平成29年度においては、公共災害復旧事業で道路52箇所、下水道1箇所、公園1箇所、河川・砂防施設196箇所の復旧を進めます。
 河川のうち、芽室川(芽室町)、ペケレベツ川(清水町)、パンケ新得川(新得町)においては、改良費を加えた災害関連事業等で掘削や堤防・護岸等の整備を行い、再度災害の防止を図ります。
 道路は、清水大樹線の栄橋地区(清水町)、上美生橋地区(芽室町)では平成28年度に一部仮復旧及び旧橋撤去を行っており、平成29年度は橋梁上下部工の復旧工事を実施し、供用開始を予定しております。また、東瓜幕芽室線の風雲橋(音更町)では、平成28年度に一部旧橋撤去を実施しており、平成29年度も引き続き旧橋撤去を行うとともに、P1橋脚工の復旧工事を予定しており、早期復旧を図ります。

このページに関するお問い合わせ
十勝総合振興局 帯広建設管理部 
〒080-8588 帯広市東3条南3丁目1番地
電話番号:0155-26-9005(十勝総合振興局総合案内)
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