スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 建設管理部 > 帯広建設管理部 >  H28第1回北海道の管理河川の川づくりワーキング1


最終更新日:2016年12月14日(水)

平成28年度 第1回 北海道の管理河川の川づくりワーキング

 

   日時 平成28年7月29日(水) 14:00~16:00
   場所 十勝総合振興局帯広建設管理部 2階 A会議室

平成28年度第1回北海道の管理河川の川づくりワーキングが、平成28年7月29日(水)に実施されました。 今回はまず、足寄動物化石博物館の澤村館長から「十勝平野の地質」と題して講演をいただきました。その後、帯広建設管理部から平成28年度の事業、平成27年度ワーキングでいただいた委員からの質問・意見とそれに対する回答について説明し、ワーキング委員による意見交換を行いました。

 注意)資料や議事内容については、事務局にて一部要約しています。

 

北海道の管理河川の川づくりワーキングのメンバー(今回の欠席者を含む)

団体名

氏名 

一般財団法人 十勝エコロジーパーク財団  古川 耕一、神 弘 
NPO法人 十勝多自然ネット 河合 将弘
NPO法人 日本野鳥の会十勝支部 室瀬 秋宏
帯広ウチダザリガニ・バスターズ 鏡 坦 
帯広川伏古地区子どもの水辺協議会 関川 三男
川と河畔林を考える会 高倉 裕一
地球環境を守る十勝連絡会 平譯 正勝
十勝川水系の生態系再生実行委員会 石垣 章
十勝川中流部市民協働会議 紅葉 克也
十勝川のシシャモを守る会 和田 宏樹、越谷 光裕
帯広建設管理部 事業課 山本 文昭

 

主な実施内容
 1.講演「十勝平野の地質 十勝とはなにか?-生い立ちから考える-」
    足寄動物化石博物館 澤村 寛 館長
 2.事業説明、前回の質問・意見等への回答
 3.意見交換


メンバーから出された主な意見等

【柏林台川でのザリガニ調査について:同行・立ち会い報告】
・調査に立ち会った。柏林台川は報告のとおり、ザリガニの王国になっている。ひどい密度で生息していた。私は、柏林台川の最上流、カルバートの中まで見てきたが、カルバートを出たところにすでにウチダザリガニがいた。
第二柏林台川にニホンザリガニ生息の可能性があるのだが、下流の方でこれだけウチダザリガニが待っていると、どうにもならないだろう。
ニホンザリガニは大水で流下しても、環境が良ければそこで繁殖し、また何十年かかけて生息地を上流へ拡大する。そうして個体群を維持してきたものだが、このような状況になると、流されたニホンザリガニはどうにもならない。
ニホンザリガニについては、かなり暗雲(がたちこめる)というか、風前の灯火になっていると感じた。

【帯広市街河川について】
・都市河川である帯広川で子供との体験学習を行っている。今年、高水敷まで水が上がった。
都市河川の場合は洪水が起きたら困る。河川事業の一番大事なところは治水で、安全を担保していただき、そのあと、できれば川を楽しみたいというスタンスである。

【伏古別川について】
・所属団体ではいろいろな学校と自然観察会を行っていて、伏古別川では6~7年やっており去年もやった。去年はじめてウチダザリガニがいた。子供たちは喜んだが、それまでいなかったのにどうしてなのかと話題になった。
・伏古別川が危ないのは、短時間で水位が上がること。去年の子供たちとの活動時は雨だったのだが、はじめ平水位だったのが、ちょっとしない間に水位が上がってきた。治水安全は十分に確保しないといけないと実感している。
・補足として、伏古別川で確認されているマンシュウイトトンボは、十勝川の札内川合流点上流に3年前掘削された湿地でも、確認された。十勝大橋周辺に生息していると思うので、一時的に生息環境が失われても、産卵ができ、幼虫が成長・羽化したときに植生があって採餌できる環境があれば、戻ってくると思う。

【居辺川砂防区間について】
・H27年度ワーキングの現地見学で東大橋付近の洗掘を確認した。河床低下対策の場合は、低下箇所の下流に設置しないと土砂を受ける形にならないので、予算の関係もあるだろうが、11号床固工と12号床固工の同時施工がいいと思う。

【座長総評】
・柏林台川で行われたように、ワーキングの委員が行政と一緒に現場を歩いて調査をするのは、非常に良い。工事前、工事中、工事後にこういう評価をやっていくことは、行政的にあまりないことだと思う。非常にいい事業となっていく予感がする。
・居辺川の河床低下については、いくつかの問題点をはらんでいると思うが、事務局としては最上流の1~3つの床固工を検討しながら進めていきたいとの回答があった。この部分は昨年度からの懸案事項であり、ワーキングとしては行政にお任せしたいと考えている。
せっかくワーキングという場があるのだから、工事前でも工事中でもどんどん意見を言って、お互いにいい状況にしていけばいいと思っている。

【アイディア:渋山川の農業排水流入箇所について】
・一つのアイディアなのだが、渋山川の農業排水流入箇所は、「ミニジオパーク」として現地教材となるのではないか。 ここ10年くらいで河床低下した場所であり、また、崖の火砕流堆積物の中には、当時の立木が炭化した木炭が見られる。十勝三股の火砕流が地形をつくり、農業排水が地形をつくった。工事で固めてしまうのでなければ、積極的に利用していく手があるのではないかと思っている。

 

澤村館長 講演

平成28年度川づくりワーキング1

ワーキング状況

平成28年度川づくりワーキング2