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ホーム > 保健環境部 > 環境生活課 >  PCB廃棄物(環境生活課)


最終更新日:2015年9月16日(水)

 

PCB(ポリ塩化ビフェニル)を含む電気機器等の取扱いは

 


  PCBを含む電気機器には事業所用の高圧コンデンサーやトランス、蛍光灯安定器などがあり、現在も使用されている場合がありますが、 使用を終え廃棄物となった場合でも廃棄することはできず、使用していた事業者自らが法令に基づき適切に保管しなければなりません。感圧複写紙など電気機器以外のPCBを含んだ廃棄物についても同様です。
  PCB廃棄物を保管している場合、知事への届出が必要となります。また、使用中の一部の機器については、電気事業法に基づき、各地域経済産業局長への届出が必要となります。

 


◎ PCBとは
  PCB(Polychlorinated biphenyls:ポリ塩化ビフェニル)は、水に溶けない、化学的に安定、絶縁性がよい、沸点が高いなどの性質を持つ、工業的に合成された化合物で、人の健康への有害性が確認され、分解されにくく、環境中に広範に残留することが知られています。
  国内では、昭和29年に生産が開始されて以来、約5万4千トンが使用されましたが、昭和43年、カネミ油症事件が発生し社会問題化したことから、昭和47年に製造中止となっています。
  また、平成13年7月、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」が施行され、PCB廃棄物を保管する事業者は、保管などの状況を定期的に届け出ることや、平成27年度までにPCB廃棄物を適正に処分しなければならないことなどが義務づけられました。

    このほかPCB廃棄物は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(通称「廃棄物処理法」)で、特別管理産業廃棄物として保管基準、処理基準が定められています

 
(1) PCB廃棄物の種類と留意事項
 ◆ 高圧トランス・コンデンサー
○ 高圧トランス:発電所、ビル等の受電設備等の変圧器(600v以上)
○ 高圧コンデンサー:送配電線用(600v以上) 
※ 昭和47年までに設置された機器の場合、PCBが含まれている可能性があります。
 ◆ 蛍光灯安定器等
○ 蛍光灯(オフィス、教室用等の40w直管蛍光灯など)に使われる安定器
○ 水銀灯(高天井用)に使われる安定器
○ 低圧ナトリウム灯(道路用)に使われる安定器
※ 昭和32年1月~47年8月までに製造された安定器の場合、PCBが含まれている場合があります(製造年月は銘板で確認可能)。
 ◆ 感圧複写紙
 PCBが塗布された感圧複写紙のことで、一部自治体等において保管されています。
 ◆ PCBを使用する部品
 エアコン、テレビ、電子レンジ等において使われていましたが、製造メーカーの責任により回収されています。(特別管理一般廃棄物)
 ◆ その他
○低圧トランス・コンデンサー ○柱上トランス ○PCBの付着したウエス ○PCB含有汚泥  等
 
(2) 廃棄物となった場合
  PCBを含む電気機器等の使用を終了し、保管に切り替わった時点でその電気機器等は「PCB廃棄物」となります。北海道内のPCB廃棄物については「北海道ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画」で定める年次計画に従い処理を行うこととしており、処理年次(十勝支庁管内は平成24年度)までの間は、使用していた事業者自ら、引き続き保管を行うこととなります。
 PCB廃棄物を保管する場合、次の手続きが必要です。
 1  特別管理産業廃棄物管理責任者の設置
           特別管理産業廃棄物の処理に関する業務を適切に行うに足る知識を有すると認められる者を選任し、設置後30日以内に知事(支庁)に設置報告書を提出して下さい。
 2 PCB廃棄物の保管及び処分状況等の届出
       PCB廃棄物を保管している事業場は、毎年6月30日までに、PCB廃棄物の保管の状況、PCBを含む機器の使用状況などを、知事(支庁)に届け出なければなりません。
 3 自主点検の実施
        年2回、保管状況の自主点検を行い、点検票の写しを2の保管及び処分状況等の届出書に添付し提出して下さい。
※届出書及び自主点検報告書の様式は北海道環境生活部環境室循環型社会推進課のホームページよりダウンロードすることができます。
  URL=http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/jss/sanpai_1/pcb/pcb1-2.htm

(3) PCB廃棄物の保管について
 保管に当たっては、以下に示す廃棄物処理法の保管基準を遵守して下さい。
 1 周囲に囲いを設置し、見やすい場所に表示(廃棄物の種類、管理者氏名、名称、連絡先)する
 2 飛散・流出、地下浸透、悪臭発生のないこと
 3 仕切りを設ける(他のものの混入防止)
 4 容器に入れ密閉すること等PCBの揮発の防止のために必要な措置及び当該廃棄物が高温
     にさらされないための措置
 5 当該廃棄物の腐食の防止のために必要な措置 
 
     <保管場所の表示の例> (60cm×60cm以上)




 
特別管理産業廃棄物
PCB廃棄物保管場所
関係者以外の立入を禁止する
管理責任者○○○○ 名称○○○ 連絡先 ○○○○-○○-○○○○
                  
(4) PCB廃棄物の保管場所変更について
  PCB廃棄物の保管場所を変更した場合、変更後10日以内に事業場を所管する知事(支庁)に届出が必要です。
 なお、保管場所の変更に当たってはあらかじめ、移動方法や移動時の安全対策等について支庁までご相談されるようお勧めします。
 
 ◎PCB廃棄物の移動・運搬について詳しく定めた「北海道PCB廃棄物収集運搬実務要領」を
  ダウンロードできます(ワード形式)
  →実務要領.lzh(1.16MB・・・お手数ですがダウンロード後、お手持ちの解凍ソフトで解凍してご利用ください)
 
   

         ○平成元年までに製造された重電機器のPCB汚染について
  平成元年までに製造された事業場用トランス等の重電機器についても、低濃度のPCBに汚染されているものが存在していることが、最近の調査で判明しました。
  該当機器を使用している事業所では、製造元にPCB汚染の可能性を確認の上、PCBに汚染されている可能性が完全には否定できないと判断された場合には、当該機器の使用を終了した時点で絶縁油を検査し、PCBの汚染が確認された場合にはPCB廃棄物として適切に保管されるようお願いいたします。


☆PCB廃棄物の取扱いについてもっと詳しく知りたい場合は
→北海道環境生活部環境局循環型社会推進課のホームページもごらんください。
 
十勝総合振興局保健環境部環境生活課
TEL 0155-27-8527
FAX 0155-22-3746


 
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