十勝の概要

農業

写真:小麦収穫(豊頃町)
農作業風景(清水町)

 十勝は、豊富な土地資源とすばらしい自然環境に恵まれ、規模拡大や基盤整備を進めながら、畑作や酪農を中心とした大規模農業経営を展開し、我が国の食料供給を担う重要な役割を果たしています。
 管内の耕地面積は平成20年で255,200haと、全道の22.0%を占めています。
 1戸あたりの耕地面積は平成20年で37.9haと全道平均の約2倍、全国平均の約24倍と大規模な畑作経営となっています。

 農業従事者数は年々減少しており、平成17年で20,762人、そのうち約37%を60歳以上が占めており、高齢化が進んでいます。
 畑作は、麦類、豆類、馬鈴しょ、てん菜の畑作4品目を主体とした輪作体系が確立され、多くの品目で全道一の生産量となっています。
 野菜は、 長いもやだいこんなどの根菜類をはじめ、スイートコーンや葉物など多種多様な品目が生産されています。また、主要品目である長いもを筆頭に、えだ豆、ゆり根などが海外へも輸出されています。

 酪農は、1戸当たりの乳牛の飼養頭数が年々増加しており、平成19年で118頭と大規模化が進んでいます。また、平成20年のホクレン受託乳量は1,039,407トンで、全道の27.5%を占めており、全道最大の生産規模を誇っています。
 肉牛の飼養頭数は、平成19年で196,300頭と全道の41.4%を占めています。また、1戸当たりの飼養頭数は257頭と全道平均159頭の約1.6倍となっています。
 21年産分の十勝管内農協取扱高(概算)は、耕種部門が冷湿害の影響を受け、前年比91%と減収したものの、酪農が前年比104%と伸びたことにより、全体では、前年(2,501億円(実績))比98%の2,444億円となる見込みです。
 北のクリーン農産物表示制度(通称YES!clean)による産地認証(管内33集団)や、エコファーマーの認定(同延べ1,714名)など、クリーン農業の取組が広がっています。(産地数、戸数は平成21年12月現在)